2010/11/29

クリスマスは希望の約束

〜主はあなたと共におられる〜

2010年11月28日 アドベント(待降節第1週)
旧約聖書:イザヤ書7章1〜14節
説教:滝田信二牧師

1.ウジヤの子のヨタムの子、ユダの王アハズの時のこと、アラムの王レツィンと、イスラエルの王レマルヤの子ペカが、エルサレムに上って来てこれを攻めたが、戦いに勝てなかった。

2. ところが、「エフライムにアラムがとどまった」という報告がダビデの家に告げられた。すると、王の心も民の心も、林の木々が風で揺らぐように動揺した。

3. そこで主はイザヤに仰せられた。「あなたとあなたの子シェアル・ヤシュブとは出かけて行って、布さらしの野への大路のそばにある上の池の水道の端でアハズに会い、

4. そこで彼に言え。気をつけて、静かにしていなさい。恐れてはなりません。あなたは、これら二つの木切れの煙る燃えさし、レツィンすなわちアラムとレマルヤの子との燃える怒りに、心を弱らせてはなりません。

5. アラムはエフライムすなわちレマルヤの子とともに、あなたに対して悪事を企ててこう言っています。

6. 『われわれはユダに上って、これを脅かし、これに攻め入り、わがものとし、タベアルの子をそこの王にしよう』と。

7. 神である主はこう仰せられる。『そのことは起こらないし、ありえない。

8. 実に、アラムのかしらはダマスコ、ダマスコのかしらはレツィン。──六十五年のうちに、エフライムは粉砕されて、もう民ではなくなる。──

9. また、エフライムのかしらはサマリヤ、サマリヤのかしらはレマルヤの子。もし、あなたがたが信じなければ、長く立つことはできない。』」

10. 主は再び、アハズに告げてこう仰せられた。

11. 「あなたの神、主から、しるしを求めよ。よみの深み、あるいは、上の高いところから。」

12. するとアハズは言った。「私は求めません。主を試みません。」

13.そこでイザヤは言った。「さあ、聞け。ダビデの家よ。あなたがたは、人々を煩わすのは小さなこととし、私の神までも煩わすのか。

14. それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。

序. 先週は北朝鮮の韓国・延坪島への攻撃が起こり、先月は中国と日本の尖閣諸島を巡り領土問題で対立が起こった。日本では、人と人との絆が薄れた無縁社会が到来した。世界は経済不況の中で、若者は就職超氷河時代である。人々は明日の見えない不安の中にいる。救い主の預言したイザヤの活躍した時代は、現代のような状況であった。しかし、クリスマスは希望の約束である。 

1.    国家存亡の危機   (1〜2節)

 主イエス様のご降誕の約700年前(今から2700年前)、ユダヤの国は、北イスラエルと南ユダに分裂していた。 紀元前730年、世界最大の超大国アッシリヤ帝国が世界覇権を狙ってユダヤへと侵略してきた。 アラムの王レツィンと北イスラエルのペカ王は反アッシリヤ同盟を結び、南ユダにも加わるように誘ったが断った。そこで、逆に2つの国は南ユダに攻め上ってきた。南ユダのアハズ王を滅ぼし、傀儡政権を作ろうとエルサレムを包囲した。国家存亡の危機に、アハズ王も民の心も恐れおののいた。

2.   神の救いのメッセージ   (3〜9節)

イザヤは、偶像崇拝と神への不従順という罪深いアハズ王に、神の救いのメッセージを語る。7節の「神である主」(hiiwihy] yg:da dmia; tko) コ- アマル アドナイ アドナイ)は「諸王の上に立つ真の王、主」という意味。歴史の主権者である神は、世界の国々の王の中の王である。人間的な策略や思い通りにはならない。神のご計画により2つの国は、アッシリヤによって65年のうちに滅亡する。
あなたは、今ある危機に囚われず、神の救いを信頼して、心静まって神の時を待つことである。“真に畏れるべき方と恐れる必要のない地上のものを見極める心を与えて下さい!”と祈ろう。 「あなたを創造された主は、あなたの全てに責任を負って下さるのだから安心しなさい。」という、主なる神の救いと希望のメッセージである。

結 論:   「 クリスマスは希望の約束です 」   (10~14節)

(1)   主を、信頼しなさい

 アハズ王とユダの人々は、神の言葉より、人の言葉を受け入れて、目の前の困難を恐れた。ただ神の御言葉を信じ、主に従う者だけが、堅く立つことができる。「まず静まって主を待ち望むこと」である。 
「危機は文字通り危険の危(デンジャラス)であるが、同時に、機会の機(チャンス)でもある」
『私たちにとってのピンチは、神にとってのチャンスなのである』
(第1ペテロ5:6-7・詩篇46篇10節では、「やめよ。わたしこそ神であることを知れ。」
(文語訳は、「汝ら、静まりて、われの神たるを知れ。」)
パニックに陥ったとき、ジタバタせずに、主を待ち望むことが勝利の秘訣なのである。 
イザヤは『立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて信頼すれば、あなたがたは力を得る。』(イザヤ30:15)と神の救いの約束を語っている。 主を信頼しよう!

(2) 主は、あなたと共におられる

 7章14節「それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』(神は私たちと共におられる)と名づける。」 
神は、罪を犯した不従順な民と共におられるという約束である。その約束のしるしは、処女が身ごもり、インマヌエルという名の子が生まれるというクリスマスの希望の預言であった。
クリスマスに救い主を、この世界に送られた主なる神は、いついかなる時もあなたと共におられる。

① まだクリスチャンでない人は:  
このクリスマスの機会に、あなたの心と人生に主イエス様をお迎えし、「インマヌエル」(主があなたと共におられる)
生活を始める決断をしよう!

② クリスチャンの人は:  
毎日「インマヌエルの主」を確認しよう。 朝ごとに主と向き合う祈りの時間(静思の時)デボーションで、
主イエス様との人格的な交わりを深めて、祈りの時間を持とう!
*あなたの生活の中に、聖霊様の導きを求め、主のみこころが行われるように、恵みと祝福を祈ろう。  
  
主よ、感謝します。