2011/07/31

勝利の秘訣(4)

~ヨシュアに学ぶ~
      
2011年7月31日
旧約聖書:ヨシュア記6章1~20節
説教:滝田新二牧師

1.エリコは、イスラエル人の前に、城門を堅く閉ざして、だれひとり出入りする者がなかった。

2.主はヨシュアに仰せられた。「見よ。わたしはエリコとその王、および勇士たちを、あなたの手に渡した。

3.あなたがた戦士はすべて、町のまわりを回れ。町の周囲を一度回り、六日、そのようにせよ。

4.七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って、箱の前を行き、七日目には、七度町を回り、祭司たちは角笛を吹き鳴らさなければならない。

5.祭司たちが雄羊の角笛を長く吹き鳴らし、あなたがたがその角笛の音を聞いたなら、民はみな、大声でときの声をあげなければならない。町の城壁がくずれ落ちたなら、民はおのおのまっすぐ上って行かなければならない。」

6.そこで、ヌンの子ヨシュアは祭司たちを呼び寄せ、彼らに言った。「契約の箱をかつぎなさい。七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って、主の箱の前を行かなければならない。」

7.ついで、彼は民に言った。「進んで行き、あの町のまわりを回りなさい。武装した者たちは、主の箱の前を進みなさい。」

8.ヨシュアが民に言ったとき、七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って主の前を進み、角笛を吹き鳴らした。主の契約の箱は、そのうしろを進んだ。

9.武装した者たちは、角笛を吹き鳴らす祭司たちの先を行き、しんがりは箱のうしろを進んだ。彼らは進みながら、角笛を吹き鳴らした。

10.ヨシュアは民に命じて言った。「私がときの声をあげよと言って、あなたがたに叫ばせる日まで、あなたがたは叫んではいけない。あなたがたの声を聞かせてはいけない。また口からことばを出してはいけない。」

11.こうして、彼は主の箱を、一度だけ町のまわりを回らせた。彼らは宿営に帰り、宿営の中で夜を過ごした。

12.翌朝、ヨシュアは早く起き、祭司たちは主の箱をかついだ。

13.七人の祭司たちが七つの雄羊の角笛を持って、主の箱の前を行き、角笛を吹き鳴らした。武装した者たちは彼らの先頭に立って行き、しんがりは主の箱のうしろを進んだ。彼らは進みながら角笛を吹き鳴らした。

14.彼らはその次の日にも、町を一度回って宿営に帰り、六日、そのようにした。

15.七日目になると、朝早く夜が明けかかるころ、彼らは同じしかたで町を七度回った。この日だけは七度町を回った。

16.その七度目に祭司たちが角笛を吹いたとき、ヨシュアは民に言った。「ときの声をあげなさい。主がこの町をあなたがたに与えてくださったからだ。

17.この町と町の中のすべてのものを、主のために聖絶しなさい。ただし遊女ラハブと、その家に共にいる者たちは、すべて生かしておかなければならない。あの女は私たちの送った使者たちをかくまってくれたからだ。

18.ただ、あなたがたは、聖絶のものに手を出すな。聖絶のものにしないため、聖絶のものを取って、イスラエルの宿営を聖絶のものにし、これにわざわいをもたらさないためである。

19.ただし、銀、金、および青銅の器、鉄の器はすべて、主のために聖別されたものだから、主の宝物倉に持ち込まなければならない。」

20.そこで、民はときの声をあげ、祭司たちは角笛を吹き鳴らした。民が角笛の音を聞いて、大声でときの声をあげるや、城壁がくずれ落ちた。そこで民はひとり残らず、まっすぐ町へ上って行き、その町を攻め取った。

序.『勝利の秘訣』の4回目である。
ヨシュアは、カレブと共にモーセによってカナン偵察隊として派遣された12名の1人。
ヨシュアは「神が共におられるから、カナンの土地を征服することができる」と宣言した勇士であった。
ヨシュアは、やがてモーセの後継者に選ばれ、200万のイスラエルの民をカナンの地に導き入れ、イスラエルに約束の地を継がせた。
ヨシュアは「私と私の家とは、主に仕える。」(ヨシュア24:15)と明言して、その生涯の終わりまで主に従い、勝利した。
その勝利の秘訣を、カナン偵察から40年後のエリコの戦いから学ぼう。

1.信仰の従順    (6:1~2)

主は「見よ。わたしはエリコとその王、および勇士たちを、あなたの手に渡した。」(2節)と言われた。    
この「渡した」の動詞はヘブル語で完了形が使われている。
つまり、主の目には、すでにエリコは陥落している。
主はエリコの町をヨシュアの手に渡しているのである。
当時のエリコは堅固な城壁に取り囲まれていた。
高さ10mの二重の城壁(内側幅4m・外側幅2m)で守られていた。

私たちの生活の現実でも同じことがある。目の前に高くそびえる困難な問題。
受験や就職・仕事・病気や経済・複雑な人間関係の壁がある。
ヨシュアと民がなすべきことは何か? 
信仰をもって応答することである。そうすれば、私たちは約束された勝利を自分のものとすることができる。
ヘブル書11章1 節「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」

2.みことばへの服従  (6:3~14)

ヨシュアは、徹底して神のことばに服従した人である。
主の御言葉に従い、ヨシュアがエリコを攻撃するため兵士たちに命じた事は、1日1回祭司たちが担ぐ契約の箱の前後をはさんで、町の周りを黙って行進することであった。 人間的には愚かな戦略である。
しかし、ヨシュアは、主が語られた言葉だから、どんなに非常識に見えても、それに服従した。
エリコの町を行進する契約の箱は、カナンの土地がイスラエルの力ではなく、神の力によって、与えられることを示した。
御言葉への服従は、私たちの歩みを確かなもの、信仰の確信へと導かれる。

3.賛美の応答  (6:15~20)

ヨシュアは、7日目に、町を7周し、兵士たちと共に賛美して、ときの声をあげると、あの堅固な城壁が崩れ、ヨシュアはやすやすとその町を手に入れることができた。
ヨシュアは神のことばを信じ、それに従い、賛美して勝利を得た。神の言葉は、慰めの言葉、励ましの言葉、また知恵の言葉以上のものである。
それは、信じる者、それに従う者、また実行する者に祝福を与える。
『わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。』(イザヤ55:10-11)

結 論: 「 信仰をもって、前に進もう! 」 

 ヨシュアは、信仰の人、神のことばに服従する人、主を賛美する人。
この3つは、別々のものではない。
主への信仰によって、神のことばに服従し、実行する人になる。そして主に感謝し、主を賛美する人に変えられていく。
信仰の根を張るとは、みことばを実行することであり、そして私たちは実を結ぶ者となる。      

例話:「今、被災地宮城で起きている事・大友幸一師(塩川聖書バプテスト教会)の証し」         
ヨシュアのように、私たちも、みことばに服従し、実行して、主を賛美し、先取りの信仰で、あなたの人生に大きな主の祝福の実を見る者となろうではないか。主の祝福をお祈りします。

主よ感謝します。