~祝福される生き方の秘訣~
2011年8月21日
新約聖書:使徒の働き20章31~35節
説教:滝田新二牧師
31.ですから、目をさましていなさい。私が三年の間、夜も昼も、涙とともにあなたがたひとりひとりを訓戒し続けて来たことを、思い出してください。
32.いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。
33.私は、人の金銀や衣服をむさぼったことはありません。
34.あなたがた自身が知っているとおり、この両手は、私の必要のためにも、私とともにいる人たちのためにも、働いて来ました。
35.このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」
序. 震災の中でも、日本人の正直さと親切心は、世界の人々に驚きと感動を与えている。日本人のもてなしの心の原点は、主のみことばの「自分自身を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい。」である。
主イエス様に倣いパウロ自身が生涯のモットーとしたみことば、それが「受けるよりも与えるほうが幸いです。」 聖書は、本当に祝福された生き方は、「与えること」であると、その祝福の秘訣を教えている。
1.受けるよりも与える方が幸いである3つの前提 (31~35節)
①不正な利益を求めない (33節)
「私は、人の金銀や衣服をむさぼったことはありません。」(33節)
パウロは、むさぼりの罪、貪欲の罪、自分の財だけを築こうとする自己中心的な生き方から、解放されることを教えている。
②自分の責任を果たす(34節)
「あなたがた自身が知っているとおり、この両手は、私の必要のためにも、私とともにいる人たちのためにも、働いて来ました。」(34節)
パウロは受ける権利がありながらそれを受けず、殆んど自分の手で働き、他の人のためにも働き伝道した。パウロは、自分のなすべき責任を果たした。
③弱い人を助ける (35節)
「このように労苦して弱い者を助けなければならないこと」(35節)
パウロは「有り余る中からわずかなもので助けた」のではなく「乏しい中からも、労苦して弱い者を助けてきた」と語っている。
2.受けるよりも与えるほうが幸いです。(35節)
『受けるよりも与えるほうが幸いである』このみことばは、主イエス様ご自身の模範から来ている。主は私たちのために、愛し、仕えるために来られた。
(マルコ10章42~45節)
42.そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、言われた。「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者と認められた者たちは彼らを支配し、また、偉い人たちは彼らの上に権力をふるいます。
43.しかし、あなたがたの間では、そうでありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。
44.あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、みなのしもべになりなさい。
45.人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。」
本当に弱い者を助け与えることができる者は、本当の助け主であるイエス様を知る者である。
主イエス様の愛を知って初めて「与える者の幸い」を知る。
こうして私たちはキリストに似た者に変えられる。
主は、与えることの祝福の秘訣を約束された。
(ルカの福音書6章38節)「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。
あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」
例話①【豊かな命の水を与える「ガリラヤ湖」と受けるだけで生物が住めない「死海」】
例話②【スターバックス会長(CEO)であるクリスチャン事業家ハワード・シュルツ氏の証し】(与える・もてなしの心の事業。 世界55ヶ国の17,000店舗に毎週6千万人のお客がコーヒーを求めて来店している。)
人は互いに与え合うことによって幸福になれる。
何もなければ、あなたの愛と親切を与えればよい。
あなたの時間や聴く耳を、家族や友に与えることである。
自分の好みを押さえ、家族が喜ぶ何か小さいことをしてあげること。
私たちが自分自身を与えることによって、あなたのまわりに幸福が生まれるのだから。
例話③【マザー・テレサの言葉】
「親切で、慈しみ深くありなさい。あなたに出会った人がだれでも、まえよりももっと気持ちよく、明るくなって帰るようになさい。神さまの生きたしるしとなりなさい。親切があなたの表情に、まなざしに、ほほえみに、温かく声をかけることばに表われるように」
私たちもイエス様も模範に倣い、受けるよりも与える幸いな歩を始めよう!
主よ感謝します。